縦割りによる管理体制が、食の安全問題への取り組みを阻害しているという。
食品に関するそれぞれの部署(例えば、豚肉の生産・流通・販売には、8つの部門が係わっている)は、利権を奪い合う一方で、問題が発生したときにはそれぞれが責任を押しつけあうため、責任の所在が曖昧になってしまう。さらにそれぞれの部門における安全意識が低く、許認可等によりどれだけ利益を得られるかしか考えていない。問題が起これば逆に問題解決のための特別費用を請求できるため、問題が起こることを待ち望む傾向すらあるという。
中国食品は世界中に輸出されているため、中国食品の深刻な汚染は、世界中に悪影響を及ぼすという。
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2007年に米国や欧州、日本などで中国産の食品に対する懸念が高まった際には、政府は強い危機感を持ち、検査合格率の高さや安全性を強調し、ブラックリストの公表などを行っている。
1945年頃、富山県神通川流域で、イタイイタイ病が発生した。神通川上流にある三井金属神岡工業所が川に流した金属廃液にカドミウムが含まれており、下流域の田畑を汚染、そこで収穫された作物や飲み水を利用した人々の骨がゆがんだり、ひびが入ったりした。(神通川流域では1998年にもカドミウム腎症が多発した、という)。